「1時間で終わる」家事と、1時間では終わらない家事の違い
用事があって帰った実家で、1時間で終わる家事と、1時間では終わらない家事の違いを実感したので書き留めて置こうと思います。
「1時間で終わる家事」というのは、つい先日Twitterで炎上したZOZO田端さんの投稿。すごく非難されていましたが、その発言って、本当であり、本当でないんですよね。
1時間で終わらない家事ってどんなもの?
私が実感したのはお皿洗いの場面。
私を含めて家族4人、その日の夜ご飯のメニューは、ご飯・汁物・主菜・副菜2種・果物・飲みモノ・最後の緑茶。食べ終わる頃には、(8種類+お箸1セット)×4人分=32つの食器とお箸4組の食器洗いが待ち受けていました。
久しぶりに帰るから率先して食器洗いに向かったものの、東京で1人・2人で食べるときとの食器の数が全然違う。食器洗いだけで、20〜30分程度の時間かかりました。
この差は、家事に対する心意気の違いなんだと思っています。
時間短縮を目的にするのなら、料理1つとってもなるべく1皿で収まるパスタやうどん・カレーを作れば1OK。洗濯物も、週に2,3回まとめて洗って干せばOK。掃除だって気になったら。別にいいんです。生活できるから。あとはお金があるのであれば、家事代行をお願いしてもいいし、食器洗い機や乾燥機といった機械の力をつかってもOK。
ただ、私の実家はそうではありませんでした。
母親は働いているので家事をしてくれるのは基本的にはおばあちゃん。
毎日みんなが汗をかいた服や濡れたタオルはその日翌日にちゃんと洗う。料理だって毎日5品は必ず出ている。掃除だって掃除機をかけたり机を拭いたりはもちろん毎日。
短縮できる部分もあるはずだけど、それでも毎日丁寧に自分の住む家をメンテンナンスする。さらにいえば、時間のかかる家事だけど、それはもはや当たり前ののこととして取り組んでいるような気がしました。
家事が大変だ、大変だと愚痴るのであれば、1時間で家事を終える方法を考えればいい。そんな方法はたくさんあります。
時間をかけてでも、住む家をきれいにしたり、お子さんに優しいものを食べさせたり、毎日パリッとした服を着れる環境を作ったり、そういうことを大切だと思うのなら、家事をする時間をどう作るのか、を考えたらいいんじゃないかしら。
ちなみに自分は、1人暮らし中ということもありますが、今のところは家事は1時間で終わらせる派。ただし、もっと生活にゆとりを持ちたいなーとも思っているので、少しずつ、家の中の生活にこまめに時間を使うようにしています。
時間の使い方は人次第。
でも「1時間で家事は終わる」という一言にふざけるな!と怒る前に、自分が何に時間を使いたいのか、そのためにはどうすればいいのかを考えて行動していきたいなと思ってちょっと文章にしてみました。