応援!飛騨高山ジャズフェスティバルのクラウドファンディング(2019年フェスレポート)
岐阜県で有名な合掌造りの建物の中でジャズを楽しめる「飛騨高山ジャズフェスティバル」、昨年いって、大好きになったこのフェスがクラウドファンディングを始めていました!
地元の人も、私のような東京から観光がてら行く人も、みんなが楽しめるこのジャズフェステイバル。ローカルな盛り上がりが凄く好きで、いろんな人に教えてあげたいなって思います。クラウドファンティングも募集されているということで、今頃ですが去年のレポートを書きたいと思います。
飛騨高山ジャズフェスティバルとは
2018年に始まった新しいジャズの祭りが「飛騨高山ジャズフェスティバル」。地元で別々の仕事をしている5人が200万円ずつの出資をして始めたこのフェスは、高山の小中学生の遠足先の「飛騨の里」という場所で開催されます。
飛騨の里の入り口はこんなかんじ!(フェス開催時のものです。)
木造の古めかしさと、フェス用に設置されたのれん・提灯、すてきじゃないですか?
飛騨の里だから出来上がる空間が素敵!
フェスというと、大きな芝生の広場にステージを作って大音量で音楽を楽しむというイメージを持っていたのですが、飛騨高山ジャズフェスティバルはそのイメージから逸脱。里の中に入ると白川郷に集まるような合掌造りの建物と池が目に入ってきます。池の先にはシートを敷くスペースがある木陰もたくさん。
建物一棟まるまるがステージになったり、坂になっている道が観客席になったり、飛騨の里独自の場所の使い方も面白いんです。
家族、カップル、友達同士、私のような一人旅、いろいろな人が、おもいおもい好きな場所で好きなように時間を過ごしていました。
特に好きだったのは合掌造りのステージ!
屋外のステージもよかったのですが、一番よかったのが合掌造りの建物の中のステージ。飛騨高山ジャズフェスティバルでしか体験できないふる〜い建物の中での味のあるジャズです。
木の床に座布団を敷いて、みんなで集まって。この写真は空いていますが、演奏開始まで数十分ある音出しの時間の景色。プログラムが始まることには満員でした。
それでも後ろの方は結構空間が空いていて、寝転んでいる人なんかもいました。本当に自由。疲れてきたらこの床の間で休ませてもらったりもして、とっても助かりました。
フェス飯も地元のものを
あまりいい写真は取れていない、と前置きしておきますが、フェス飯も他では食べられなかったものが多かった気がします。ジビエ・チーズ・カレーなどなど、イベントへの出店を生業に全国を渡り歩くようなお店はなく、その土地のお店が出店していたからでしょうね。
一番上のしいたけ串を売っていたお店がジビエ串も売っていて、なんと地元の狩人さんから仕入れたものだとか。くまにイノシシ、食べてみたかったけど、一人で食べる勇気はなかった。お知り合いと行くのをおすすめします!
2020年の開催は5/23(土)
今年の開催は5/23(土)12:00〜だそう!
出演者も昨年は王道ジャズだけ、というわけではなく、韻シストや金子マリといったロック・ヒップホップの香りを漂われるアーティストも出演していたので(それにしても豪華!)ジャズに詳しくなくても全然楽しめるはずです。
クラウドファンティングを応援します!
最後になりますが、そんな「飛騨高山ジャズフェスティバル」がクラウドファンディングをしています!持続するフェスに成長するように、運営者の人たちが損だけをしないように、応援したいと思います。がんばって!
飛騨高山ジャズフェスついでにおすすめしたいところ
ジャズフェスティバルをきっかけに散策した高山の街で、素敵なだな〜と思ったところも書き留めておきます。
ゲストハウスtau(たう)
ジャズフェスティバルをきっかけに、初めて行った一人旅での旅行先がtauさん。看板猫のルークがすっごく可愛くて大きくて、オーナーのくまさんと奥さんが優しくてあったかな空間でした。何度もリピートしているお客さんもいれば、私同様ジャズフェスのために初めてここに泊まった人もいて、フェスから帰ってきたらみんなで飲みに行って仲良くなって、みたいな楽しい交流もできました。
日によって変動はするものの1泊3,000円前後。もうぜひいってください。
cafe & bar 植村
tauのオーナーさんに夜連れて行ってもらった小料理屋さん。亭主はご自身で農家をやっていらして、自分で作った野菜で料理をつくって出してくれます。
海外からくるお客さんも多くて、口コミでお客さんが集まってくるタイプのお店。パワフルでかっこいい亭主のお話はとってもためになって面白い!5人くらいしか入れない小さなお店なので、入れたらラッキーですよ。
▼店舗のFacebookページ
https://www.facebook.com/cafeuemura/
みたらしだんごの二四三屋(ふじみや)
高山のみたらしだんごはしょっぱいって知ってますか?高山出身の知人にみたらしならここ!と教えてもらったのがふとみやさん。二四三で「ふじみ」と読むそう。どんな思いが込められてるんだろう?
書き出しはじめたらあとからあとから書きたい場所が出てくるので、また別の記事としてまとめたいと思います。
ひとまず、この記事で伝えたいことは、飛騨高山ジャズフェスティバルいいですよ!ということ。このフェスをきっかけに高山に行ったら楽しすぎて、去年は2回くらいいっちゃったかな。たくさんの人がいってくれたら嬉しいです。